SNOWLOGの日記

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作家眉村卓さん死去、85歳。『ねらわれた学園』『妻に捧げた1778話』


 作家の眉村卓氏が亡くなった。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191103-00000530-san-life


 子供のころ(わたしがですが)

SF小説を読んだのですが

眉村氏は地味な感じがしました。

 メタ言語SFが流行で

御三家の人気もあったのですが

 星新一氏、光瀬龍氏、眉村卓氏の

三人は地味な感じがしました。

 SFのファンで眉村作品の

熱心なファンという方には

あったことがありませんでした。

 上記三人の作家さんは

子供向けのようで実は

大人向けだったと思います。

読者が年取らないと

作品の良さがわからない。

 一時期、SF作家が早川書房から

離反するということがありましたが

 眉村氏はしなかったですね。

光瀬龍氏もしなかった。

 対応態度が大人なのでしょう。

(早川の雑誌がホームグラウンドと

いういうこともあったでしょうが。)


 インサイダー文学論も

(産業社会内部の

 インサイダーからの視点を

 もったSF小説が可能かどうかというもので

 その理論の実作が

 司政管シリーズでしょう。)

カウンターや反逆の文学

としてのSFに対して

大人の考え方だったと

今では思われます。


 『消滅の光輪』『引き潮のとき』は傑作で

『引き潮のとき』は早川書房

SFマガジンに連載されていました。

同時期に『不定エスパー』

徳間書店の雑誌に連載していました。

このころ二つの連載をかかえて

大変だったのではないでしょうか。


 ジュブナイル

(子供向けに書くのは

 実は難しい。

 子供は作品がつまらないと

 読まないから。)を

多く書いて

ねらわれた学園』も

重要な作品であるとは

思われますが、

眉村氏の代表作は

ジュブナイルよりも

司政官シリーズのほうだと思います。


 眉村卓大阪府出身

誤嚥性肺炎で大阪府内の病院で死去、享年85。

合掌。




ハードカヴァーで読んだ。

消滅の光輪 (1979年)

消滅の光輪 (1979年)

『引き潮のとき』

引き潮のとき〈第1巻〉

引き潮のとき〈第1巻〉


新書版で読んだような。
文庫版。
不定エスパー』

不定期エスパー〈1〉護衛員イシター・ロウ (徳間文庫)

不定期エスパー〈1〉護衛員イシター・ロウ (徳間文庫)