SNOWLOGの日記

日々読書、日々学習、日々成長を目指すブログです。Twitterもやっています。

鷺沢萠死去から15年。

 コロンバイン高校銃乱射事件から

20年なので、そのことについて

書こうとしたら、

 交通事故や事故や殺人事件ばかり

記事にするのも内容が暗くなるので、

 作家・鷺沢萠について書きます。


 鷺沢萠は、2004年4月に亡くなりました。

亡くなってから15年ですね。

 まだ15年か、もう15年か、

生きていれば50歳ですね。

亡くなったときも複数連載を抱えていました。


 鷺沢萠は、1987年「川べりの道」で

文学界新人賞受賞でデビューしました。

「川べりの道」は漫画と設定が似ていたので、

盗作ではないかという疑惑がありましたが、

その漫画の作者は

「影響を与えたとしたらうれしい」と

余裕のコメントをしていました。

 漫画が小説に影響を与える時代が来たのだと

喜んでいた漫画評論家もいました。


 1987年当時は上智大の学生だったはずです。

のちに大学は除籍となり、

経歴に「除籍」とあるので

自発的にやめたのではないようです。

 
 結婚して離婚して、

 1990年の「帰れぬ人々」で

芥川賞候補となりましたが

受賞はしませんでした。

 「果実の舟を川に流して」で三島由紀夫賞候補、野間文芸新人賞候補、

1991年の「葉桜の日」で再び芥川賞候補、

1992年の「ほんとうの夏」で再び三島由紀夫賞候補、

『駆ける少年』で泉鏡花文学賞受章、三度目の芥川賞候補、

1997年の「君はこの国を好きか」で

四度目の芥川賞候補、

 この作品で受賞していれば

その後のキャリアも

変わっていたかもしれないですね。

 しかし、そんなことを感じさせない作風でしたね。

4回芥川賞候補になっています。

 鷺沢萠が受賞した文学賞

文学界新人賞泉鏡花文学賞です。


 麻雀と酒と水と車が好きで

エッセイも多数という多彩な作家でした。


 文春文庫の『帰れぬ人々』の解説は

羽田浦地図』の小関智弘氏が書いています。

この解説もいい。

羽田浦地図』の影響を受けているようです。

 この短編集の中では

著者にはめずらしく

東京の東が出てくる

「朽ちる町」が好きですね。


 『負け犬の遠吠え』の酒井順子氏や

『無印良女物語』の群ようこ氏や

藤原伊織氏とも交流があったようです。


 外国の大学にも留学しています。

自分のルーツに関する作品も書いていますが

この作品については

家族内で様々な問題があったようです。


 鷺沢萠が20代のころの写真で

和服を着て本を抱えて

古書店の前に立っている写真を

みたことがありますが、

 この古書店神田神保町

八木書店であるとおもわれます。

 店の構えからすると

八木書店のような気がします。


 亡くなったときは

閨秀作家が急に亡くなって

惜しいという気がしました。





最後まで読んでいただいて

ありがとうございます。


講談社文芸文庫に入った。

帰れぬ人びと (講談社文芸文庫)

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