SNOWLOGの日記

日々読書、日々学習、日々成長を目指すブログです。Twitterもやっています。

俳優としての萩原健一氏。

 急逝した内田裕也さんのことを書いて

次に、同じように急逝した萩原健一さんのことを

書きかけて途中でボタン押してしまいました。

読者様にはたいへん失礼致しました。


 わたしは内田裕也さん同様に

ミュージシャンとしての

萩原健一さんのことはよく知りません。

俳優としてはその映画作品や

ドラマを視ています。


映画の、

「青春の蹉跌」

八つ墓村」(1977年)

「影武者」

「誘拐報道」

カポネ大いに泣く

「恋文」

はみています。


 「青春の蹉跌」では

原作は石川達三の小説です。

石川達三は社会派小説の巨匠ですが

今ではすっかり忘れられています。)

 実際に起きた事件を

フィクション化した作品です。

映画の方は、アメリカの

リアリズムの作家ドライザーの

小説「アメリカの悲劇」、その映画化作品の

「日の当たる場所」に影響を受けています。

そっくりですよね。


 横溝正史原作の「八つ墓村」は

横溝正史の傑作のひとつで

原作は冒険譚にちかいところがあるのですが、

萩原さんは、急に親族が現れて

地方の旧家の跡取りになった

戸惑いをうまく演じています。

 女性のキャストもよく、映像もいいのですが

映画自体はホラー映画になってしまいました。


 市川昆監督の「八つ墓村」(1996年)は

迎えにくる女性と

親族関係になる女性の役が

逆の方が良かったと思います。


 世界の黒澤明監督の「影武者」では

影武者と対立す武将の役を演じています。

ただの影武者に対して、憤懣やるかたないと

いう感じが出ていますね。


 鈴木清順監督の「カポネ大いに泣く」は

映画自体は批評家に酷評されて

「配給の松竹が大いに泣くだろう」と

いわれていましたが

たしかに興行的には失敗でした。

(原作は梶山李之の小説。

 梶山李之もあれだけ多作だったのに

 忘れられていますね。)

 鈴木監督は日活で映画とっていたのですが

わけのわからない映画ばかりつくると

経営者からは評価されていませんでした。

ツィゴイネルワイゼン 」は傑作だと思います。

ピストルオペラ」「オペレッタ狸御殿」も好きですね。


話がそれました。


 伊藤俊也監督の「誘拐報道」も

実際に起きた事件を

映画化した作品です。

 喫茶店を経営していた店主が

金融業者に店をだましとられて

身代金要求の誘拐事件を起こす

話です。

子供が泣かせますね。


 この映画で萩原さんは主演で

日本アカデミー賞を受賞しました。

映画もモントリオール映画祭

審査員賞を受賞しました。


 「恋文」は連城三紀彦氏の小説を

映画化した作品です。

1985年当時の世相から

こういう話もあるのだろうな

と思いますが、病気でなくなりかけている

元恋人の看護をする既婚者の話です。

 1985年くらいから

このような映画やドラマは増えました。

 萩原さんは日本アカデミー賞

主演男優賞を受賞しました。


 萩原さんには、他にも多くの映画、

ドラマもありますが、

それらも有名な作品ですね。

 ドラマの代表作と言われる「傷だらけの天使」は

有名な作品ですが、

わたしはあまり記憶にないです。

 1999年の大河ドラマ元禄繚乱」の

徳川綱吉は異様な感じを出していてよかったと

思います。


 さまざまなジャンルで活躍した

萩原健一さんの映画の代表作は、

「誘拐報道」か「恋文」だと思います。




最後まで読んでいただいてありがとうございます。


自叙伝。

ショーケン

ショーケン