SNOWLOGの日記

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ヘンデルのオラトリオ『メサイア』を聴く。

 もう三連休も終わり、今日はクリスマスイブです。

クリスマスイブといえばヘンデルの『メサイア』でしょう。

まあ勝手にそう思っています。

アメリカでもなぜかイブは『メサイア』が演奏されるようです。

特にクリスマスイブに合わせた曲ではないのですが。

 ジョージ・フレデリックヘンデル(ハンデル)は

ドイツ生まれのイギリスの作曲家で、バロック音楽では

ドイツのヨハン・セバスチャン・バッハと双璧といわれています。

バッハが宗教的な曲に傑作を残したの対して

ヘンデルは非宗教的な曲で傑作を残しました。

 『メサイア』からインスピレーションを得て

ハイドンは『天地創造』を作曲したといわれています。

バッハの『マタイ受難曲』『ヨハネ受難曲ヘンデルの『メサイア

で三大オラトリオといわれます。

ヨハネ受難曲』の代わりにハイドンの『天地創造』をいれて

三大オラトリオとする場合もあるようです。

 ヘンデルはドイツで生まれてイタリアで音楽の勉強をし、

20代でイギリスに渡り、最初はオペラを作曲して成功しています。

しかし、徐々にオペラの興行が需要が減って、不遇の時代となります。

ヘンデルも50代になって体調を崩しがちになり

演奏活動からの引退しなければなくなりました。

 その後体調は回復して、オラトリオをつくるようになりました。

しかし、やはりあまり売れずに興行もうまくいかなかった。

そこへ数年来の友人の作詞家が新旧の

聖書の言葉とキリストの生涯をテーマに

ヘンデルに新しいオラトリオの作曲を勧めます。

 聖書は読んでいておもしろいのは

旧約聖書のほうではないでしょうか?

なんといってもドラマチックです。

わたしの知人でクリスチャンである方もそういっています。

ただ、当時の人たちは信心深くて、オペラなどで

イエス・キリストを扱うことには批判があったようです。

  初演まではやや時間があったそうですが、

アイルランドのダブリンでチャリティで

演奏され、この演奏は盛況だったようです。

  イギリスの首都ロンドンではどうなるのか?

曲名は『メサイア』だとストレートなので、「新しいオラトリオ」としたそうです。

王様が聴いて感動して、ハレルヤのところでは立ち上がったそうです。

以後、ハレルヤのところで聴衆は立ち上がるのが習慣となりました。

  ロンドンではその後も演奏は続きますが、最初はそれほどの人気も

評価もなかったのですが、ヘンデルがチャリティで演奏していくうちに

徐々に評価は高まっていき、毎年演奏されるようになりました。

  ヘンデルは晩年に眼の病気になりましたが、眼医者に見てもらいましたが

結局、目はさらに悪くなって失明してしまいます。

この眼医者はバッハの眼も診たようですが、

バッハも失明してしまいました。

    ヘンデルの『メサイアは』初演から

途切れることなく現在も演奏され続けています。

一時期忘れさられており、メンデルスゾーンによって19世紀に復活した

バッハの『マタイ受難曲』とは対照的です。

 『マタイ受難曲』のほうがすぐれているという人や評論家もいます。

たしかにそうかもしれませんが、

ヘンデルはエンタテインメントの要素を

取り入れようとした先進性があったとわたしはおもいます。

(第2部はそれだけで宗教曲の大傑作ですが。)

売れないとどうしようもないので。

 動画投稿サイトなどで聴くこともできるようですので

(わたしは、マリナ―やクレンペラーのをCDで聴いていますが)

今夜時間があればどうぞ。

ヘンデル:オラトリオ「メサイア」

ヘンデル:オラトリオ「メサイア」

ヘンデル:オラトリオ「メサイア」

ヘンデル:オラトリオ「メサイア」