SNOWLOGの日記。

雪とねこが好きです。日々読書、日々学習、日々成長を目指すブログです。

冬至なので梶井基次郎「冬の日」を読む。


南青山に児童相談所をつくるつくらないで

住民ともめているらしいが、

そういえば南青山には書店があったかな?と

考えてみた。

残念ながら閉店した青山ブックセンター六本木店の本店は

神宮前であったとおもう。

あのへんも青山と言えば青山なのだが。

渋谷からMAX MARAの青山店のほうに向かって

いって、右に曲がると骨董通りになるのだが、

通りの入り口近くのバスストップ前に

一軒書店があったが、今はないようだ。

文教堂があるみたいだ。意外に古書店も残っている。

しるひとぞしるKAIというちょっと変わった書店もあった。

本屋が次々に消えてゆく。

デジタル書籍の売り上げが

紙媒体の売り上げ上回ったそうだ。

あおい書店も閉店したそうである。

ブックファーストは新店をつくったり

閉店したりで迷走していそうだ。

青山ブックセンター六本木店がなくなって

跡地に「文喫」とい書店兼喫茶店のような店ができた。

ここにはいってみたい。


ということで

 本題の梶井基次郎著「冬の日」である。

なぜかというと今日は冬至である。

「冬の日」は冬至前後の季節を描いている。

病気の青年が街を歩いたり、知人にあったりするのだが

病気なのでなにかとたいへんである。

熱が出たり他人にうつしたりしないかと

気をつかったり、親から心配する手紙がきたり

お金がない学生なのに

なにかと贅沢なのだが銀座にいってみたり

して筋らしい筋のない小説で

散文詩みたいなのだが、

どこを読んでも同じような文章なので

どこからでも読める。


 梶井は「桜の木の下には」や

湯ヶ島を描いた作品が人気があるのだが

自分はこの「冬の日」や「冬の蠅」のほうが

特に筋もない話が続くので好きである。

文庫本などに収録されている「冬の日」は

最後の部分がなかったりするのだが

この作品は未完の作品である。

名作であるといわれる「交尾」も猫の話と

魚の話のつぎにもう一つの話があるのだが

この三つ目の話はカットされている。

しかし、今は掲載されているのだろうか?

 
 梶井は、自分は小説家であると自認しており、

作品を詩の欄に掲載されたときは怒って

詩を書いているのではないと

主張していたようだが、

散文詩風の作品のほうが

檸檬」も含めて人気があるのではないか。


病気が悪くなる寒い時の作品が多いせいか

寒くなると読みたくなる作品が多い。


梶井基次郎全集 全1巻 (ちくま文庫)

梶井基次郎全集 全1巻 (ちくま文庫)

梶井基次郎  (ちくま日本文学 28)

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