SNOWLOGの日記。

雪とねこが好きです。日々読書、日々学習、日々成長を目指すブログです。

大学医学部の危機。

逮捕された日産のゴーン容疑者について

書こうと思ったら、

別のことが気になった。


西日本のメディアの報道によると、

文部科学省の調査で、

神戸大医学部は推薦入試の地域特別枠で、募集要項に明記しないまま

受験生の出身地域ごとに最大25点を配点していた、と発表した。

兵庫県内の受験生には配点を多くしていたという。

東京医科大の入試不正問題を受け、文部科学省の訪問調査で

判明したとのことである。

地域枠がない時代の国立大学にも実質的な地域枠はあると昔からいわれてきた。

県民や市民の税金で成り立つ公立大学にはあって当然なのだが、

神戸大学医学部は国立大学である。

これが京都府立医科大学大阪市立大学医学部ならば

府民や市民の優先は当然である。

神戸大学医学部はノーベル賞学者を輩出しているし

ロケーションもいい大学なだけに残念である。

兵庫県内での医師不足が背景にあるようだ。


もうひとつは

別の意味でまた問題である。

東北のほうの新聞によると

岩手県の私立岩手医科大学医学部の学生が

寄付金(入学金や学費ではなくて寄付金です)の納入が遅れたために

進学できなかったというものである。

岩手医科大学は6年間で3000万円の寄付をするように

学生と学生の親に求めたという。

親は急いで1000万を寄付したが、進学はできなかったのだという。

この学生よりも成績が振るわなくても進学できた学生が

いたらしく、この学生と親は寄付金の返還を求めて

提訴した。


私学助成金を多くもらっている大学の上位にいるのは

大都市圏の有名私大か医大である。

医大も病院も経営がきついのだろう。

学力よりも金力ということになる。

学生が成績悪くとも親に金があれば進学できるということだ。

国家試験はどうするのだろうか?

(医師国家試験はそれほど難度が高い試験ではないが)

さすがに金力は通じないだろう。


こういう恣意的な選抜は昔から慣習のように行われてきたのだろう。

自治医科大学防衛医科大学校のように目的がはっきりしている

医大はあるていど志望者を絞ってもいいとはおもう。

二校とも女子学生と浪人にはきびしかった。


女子学生や浪人は配点低くします、お金ない人は進級させません

と最初から明記すればいいと思うのだが、

しかし、そうしたら東京医科大学のようにきびしく糾弾されるであろう。


また、学力だけがあればいいというわけでもなくて

頭脳優秀だがコミュニケーション能力や適性が必要なので

それまではなかったのだが、

入学試験に面接をとりいれた国立大学医学部もあった。


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